ごあいさつ  校長  所 夏 目

 校庭は桜の木や樫の木、藤の木など多くの樹々に囲まれ、鯉の泳ぐ丸池には子供たちの集う姿が見られます。本校は、昭和34年4月に小金井市で5番目の小学校として開校いたしました。今年度で開校65年目を迎えます。児童数は増加しており、2学級増えて30学級(1~6年:27学級、ひまわり:3学級)となりました。昨年度末に南校舎が増築され、必要な教室の確保や小教室の活用ができるようになりました。今年度は遊具の移設工事が予定されています。引き続き、安全に留意し、教育活動を行います。

 本校の子供たちは、保護者・地域の皆様に温かく見守られ、明るく伸び伸びと育っています。これからも本校の良き伝統を大切にしながら、コミュニティ・スクールとして、教育目標の実現に向けて、保護者・地域の皆様と共に子供たちを育んでまいります。(共育)また、教職員一同、子供たちの思いや願いをしっかりと受け止め、これからの時代を生き抜くために必要な力を身に付けられるよう最善を尽くしてまいります。

 引き続き、ご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和6年度 学校経営方針

教育目標

 支え合い、学び合い、高め合いの精神を大切にし、小金井の地に育ちこれからの22世紀の世界に羽ばたく人間として、徳・知・体の調和のとれた人間性豊かな児童を育成する。 

【めざす児童像】

 〇 やさしい子 … 心豊かで思いやりのある子どもを育成する。

 ◎ 考える子  … 自分で考え行動できる子どもを育成する。<本年度の重点>

 〇 元気な子  … いつも健康で、明るく元気な子どもを育成する。

目指す学校像

支え合い、学び合う東小 -心豊かで、自ら考え、行動する「東の子」の育成-

〇家庭・地域とともに豊かな心を育てる学校

 家庭・地域と連携・協働し、心の教育を推進し、自己肯定感や他者理解を高めます。また、あいさつ・礼儀・きまり等の生活の基本を大切にし、規範意識をもたせます。

〇主体的に学び合い、確かな学力を身に付ける学校

 「主体的・対話的で深い学び」を通して、問題を解決していく力を子供たちに育成し、学力の向上を図ります。その基盤となる基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着を図ります。

〇自ら考え、自主的に行動する態度を育む学校

 子供たちに役割と責任をもたせ、子供同士が協力し計画を立てて運営することを大切にします。多様な交流活動や豊かな体験活動を通して、自主的・実践的な態度を育成します。

今年度の重点

1 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善

 この先、Society5.0、第4次産業革命と言われる未来社会に向かい、大きく変化する社会経済情勢や国際社会の中で、子供たちに自立して力強く生き抜く力を身に付けていくことが重要です。そのために、学習指導要領に対応した教育実践、とりわけ「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、『令和6・7年度小金井市教育委員会 授業改善推進指定校』として、理科・生活科・生活単元学習を通して、校内研究に重点的に取り組みます。また、日々の授業の中で「児童が主体となって問題を見出し解決する授業」や「対話により学びが深まる授業」、「生活に役立つと実感できる授業」を実践します。

2 ICTの効果的な活用 

 本校では、小金井市GIGAスクール構想に基づき、1人1台のタブレット型パソコンを授業の中で、積極的に活用しています。これは、子供たちの認知特性や学習到達度、興味・関心に応じた個別最適化された学習や協働学習、遠隔交流学習を実現するものであり、特別な支援が必要な子供たちの可能性も広げるものです。子供たちに、これからのデジタル社会をよりよく生きる力を養うために、ICTを適切かつ安全に使えるよう情報リテラシーや情報モラルを年間指導計画に基づき計画的に育成します。

3 コミュニティ・スクールとして、地域とともにある学校づくりを推進

 本校は、令和4年4月にコミュニティ・スクールとなり、この地域の特色である豊かな家庭・地域の教育力を生かし、家庭・地域・学校の協働による教育目標の実現を目指しています。今年度から第2期学校運営協議会が発足し、コミュニティ・スクールとして、目標やビジョンを共有し、地域と一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校づくり」を推進します。また、「小金井型コミュニティ・スクール」は、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を両輪とするもので、地域学校協働本部の協力を得ながら、外部人材との円滑な調整を図り、よりよい教育環境を整え、特色ある教育活動を進めていきます。

令和6年度 学校経営方針

※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。